任天堂は11月8日、「ゼルダの伝説」実写映画の企画開発開始を正式発表しました。
今年5月12日に発売された「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」は、1,950万本の販売数を誇るほどの人気となっており、その世界的大人気ゲームシリーズの映画化とあって、大ヒット間違いなしでしょう。
公開が楽しみですね!
目次
「ゼルダの伝説」実写映画化の企画開発が開始
任天堂は、「ゼルダの伝説」を扱った実写(ライブアクション)映画の企画開発を開始したことを発表しました。(任天堂公式ホームページ>ニュースリリース)
過去に、任天堂とユニバーサル・ピクチャーズがタッグを組んで「ゼルダの伝説」が映画化されるとの噂があり、その情報について否定する報道もありましたが、映画化は本当でした!
違ったのは、任天堂がタッグを組むのがArad Productions Inc.ということです。
任天堂と組んで映画を制作するのがArad Productions Inc.であったため、過去にユニバーサルピクチャーズ傘下の映画製作会社イルミネーションのCEOが映画化を否定したのも納得ですね。
ちなみに、上の映像は海外のエイプリルフールネタで作られたものです。
映画プロデューサーと監督、映画製作費について
映画のプロデューサーは、任天堂代表取締役フェローの宮本茂氏とAvi Arad氏が率いるArad Productions Inc.が担当し、監督はWes Ball氏になるそうです。
Avi Arad氏について
Avi Arad氏はマーベル・エンターテインメントのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、マーベル・スタジオの会長、CEOを歴任し、2006年に自身の映画プロダクションであるArad Productions Inc.を設立しました。
Avi Arad氏は、以下のような数多くの映画を手がけています。
- 『ブレイド』シリーズ
- 『X-MEN』シリーズ
- 『スパイダーマン』シリーズ
- 『デアデビル』
- 『ハルク』
- 『パニッシャー』
- 『エレクトラ』
- 『ファンタスティック・フォー』シリーズ
- 『ゴーストライダー』シリーズ
- 『アイアンマン』
- 『インクレディブル・ハルク』
- 『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ
- 『アンチャーテッド』
Wes Ball氏について
Wes Ball氏は、在学中に制作したアニメが注目され、VFX&アニメーションスタジオ「オッドボール・アニメーション」を設立、VFXアーティスト、グラフィックアーティストとして活動し、SF小説を原作とした映画化作品『メイズ・ランナー』シリーズを手がけたことで知られています。
現在は、2024年公開予定の『猿の惑星の王国』の制作に取り組んでいるようです。
ちなみに、Wes Ball氏は13年前に以下のようにツイートしています。
私はそれを監督する機会に恵まれることさえ望めなかったので…次の大きなモーションキャプチャーアバター風の映画は…ゼルダの伝説になるはずです。
10年以上も前の夢が現実になるなんて、素晴らしいですね!
映画制作費について
映画製作費は50%以上を任天堂が出資し、全世界配給と共同出資をSony Pictures Entertainment Inc.が行うとのことです。
任天堂はこれまで、任天堂から生み出されるゲームやキャラクターの知的財産(IP:Intellectual Property)を創り出し、育てていきつつ、IPを守ってきました。
今回の映画製作においても、「ゼルダの伝説」のイメージや世界観を守るために制作費の50%以上を出資していると思います。
そのため、20世紀フォックスが実写映画化権を獲得し映画化した、『ドラゴンボール・エボリューション』のような大コケとはならないでしょう。
まとめ
任天堂は11月8日、「ゼルダの伝説」実写映画の企画開発開始を正式発表しました。
映画のプロデューサーは、任天堂代表取締役フェローの宮本茂氏とAvi Arad氏が率いるArad Productions Inc.が担当し、監督はWes Ball氏になります。
プロデューサーのAvi Arad氏は、『スパイダーマン』や『X-MEN』シリーズなど、数多くの人気映画を手がけています。
監督を務めるWes Ball氏は、VFXアーティスト、グラフィックアーティストとして活動し、SF小説を原作とした映画化作品『メイズ・ランナー』シリーズを手がけたことで知られています。
10年以上も前に、「ゼルダの伝説」の映画監督になることをツイートしていました。
映画製作費は50%以上を任天堂が出資し、全世界配給と共同出資をSony Pictures Entertainment Inc.が行うとのことです。
「ゼルダの伝説」シリーズは、世界的人気ゲームであり、今年5月に発売された「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」は、1,950万本の販売数を誇るほど、大ヒットとなっています。
そんな「ゼルダの伝説」の実写映画となると、世界中のファンが注目すること間違いありません。
「ゼルダの伝説」のイメージと世界観を引き継ぎつつ、新たな冒険を映画で楽しめるような作品になることを期待したいですね!
「ゼルダの伝説」の映画公開が楽しみですね!
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