PlayStation Portal リモートプレーヤー(以下、PlayStation Portal)がついに発売されました。
PlayStation PortalはWi-Fi経由でPS5にあるゲームにアクセスでき、テレビを使用することなく自宅の好きな場所で、好きな格好でゲームができるリモートプレイ専用の携帯ゲーム機として話題になっています。
携帯ゲーム機でありながらも、アダプティブトリガーとハプティックフィードバックの機能が使えるなど、DualSenseと変わらない操作感がえられる一方、PS5が必須であったり、安定したWi-Fi環境が必要など、すべての人におすすめできるデバイスではないのも事実です。
そんな中、ソニーのプラットフォーム責任者の西野秀明氏がAV Watchのインタビューにおいて、PlayStation Portalは将来的にクラウドストリーミングをサポートする可能性があることを示唆しました。
今回は、この情報についてお伝えします。
PlayStation Portal リモートプレーヤーについて
PlayStation Portalの詳細ついては、「PlayStation Portal リモートプレーヤーより、ヘッドセットとイヤホンの方が買いでしょ!」の記事で紹介しましたが、改めて見ていきましょう。
PlayStation Portalの情報を以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | PlayStation Portal リモートプレーヤー |
モニター | 8インチ液晶ディスプレイ(タッチディスプレイ) |
解像度 | 1080p/60fps |
接続方式 | Wi-Fi接続(最低 5 Mbps、推奨環境15 Mbps以上) |
オーディオ接続 | 3.5mmのオーディオ端子/PlayStation Link |
特徴 | アダプティブトリガー&ハプティックフィードバック搭載 |
価格 | 希望小売価格29,980円[税込] |
発売日 | 2023年11月15日 |
ソニーは、PlayStation Portalのコンセプトを「家族がテレビを使用していてゲームが遊べないときや、PS5のゲームをリビング以外の別の部屋で遊びたい、といったユースケースにぴったりのデバイスです。」としています。
PlayStation Portalは携帯ゲーム機でありながら、DualSenseと変わらない操作感と、アダプティブトリガーやハプティックフィードバックの機能が使えるという特徴を持ちます。
携帯ゲーム機でありながら、8インチの大きな液晶を搭載し、1080p、60Hzで高品質な映像を楽しめるのが良いですね!
しかし、欠点もあります。(人によりますが…。)
PlayStation PortalはあくまでもPS5の周辺機器であるため、PS5本体が必須で、本体にインストールされているゲーム以外はプレイすることができません。(クラウドストリーミング非対応)
また、安定したWi-Fi環境が必要なため、自宅のネット環境によっては遅延が生じることがあるかもしれません。
価格も29,980円[税込]と、リモートプレイヤーとしては割高な価格設定となっているため、すべての人に適するデバイスではありませんが、「とにかく家族を気にすることなく、好きな場所で好きな時にゲームを楽しみたい!」という人にとっては最適な選択肢となるでしょう。
将来的にクラウドストリーミング機能を実装するかも
クラウドストリーミング非対応のPlayStation Portalについて、ソニーのプラットフォーム責任者の西野秀明氏はAV Watchのインタビューにおいて以下のように述べています。
Portalで言えば、リモートプレイとクラウドは「サーバーがどこかの違い」でしかなく、技術的な問題はなにもありません。まずはリモートプレイからはじめ、検証を進めていきます。
AV Watch
つまり、当面はリモートプレイのみに焦点を当てるが、将来的にはクラウドストリーミング機能を拡張する可能性があるということです。
クラウドストリーミングは、ゲームをダウンロードやインストールすることなく、インターネット回線を使用してクラウド上でゲームを動作させて遊べるサービスです。
安定した通信環境は必要になりますが、ゲーム機のストレージ容量を使用しないため、データ容量を心配する必要はありません。
ソニーも今年10月17日より、PlayStation Plusプレミアム会員向けにPS5のクラウドストリーミングサービスを開始しましたが、現状ではPCやスマホからはプレイできず、PS5で遊ぶのが基本となります。
もちろん、PlayStation Portalでも遊ぶことはできません。
将来的にPlayStation Portalがクラウドストリーミングに対応すれば、PlayStation Plusの「ゲームカタログ」や「ゲームトライアル」を通じて入手したPS5用の対象タイトルのほか、PlayStation Storeで購入したPS5用の対象タイトルもプレイできることから、遊び方の幅が広がることは間違いありません。
PlayStation Portalがクラウドストリーミング機能に対応することは、PlayStation Portalを購入する大きなメリットになり、PlayStation Plusプレミアムに加入するメリットにもなるでしょう。
ぜひ、PlayStation Portalにはクラウドストリーミング機能を実装してほしいですね!
まとめ
PlayStation Portalがついに発売されました。
PlayStation Portalは携帯ゲーム機でありながら、DualSenseと変わらない操作感と、アダプティブトリガーやハプティックフィードバックの機能が使えるという特徴を持つものの、あくまでもPS5の周辺機器であるため、PS5本体が必須で、本体にインストールされているゲーム以外はプレイすることができないという欠点があります。
そんな中、ソニーのプラットフォーム責任者の西野秀明氏がAV Watchのインタビューを受け、将来的にクラウドストリーミングをサポートする可能性があることを示唆しました。
将来的にPlayStation Portalがクラウドストリーミングに対応すれば、PlayStation Plusの「ゲームカタログ」や「ゲームトライアル」を通じて入手したPS5用の対象タイトルのほか、PlayStation Storeで購入したPS5用の対象タイトルもプレイできることから、遊び方の幅が広がることは間違いありません。
クラウドストリーミング機能に対応することは、PlayStation Portalを購入する大きなメリットになり、PlayStation Plusプレミアムに加入するメリットにもなるでしょう。
クラウドストリーミング機能を実装されれば、買おうかな~
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