次世代ゲーム機「PlayStation 6(PS6)」の性能に関するリーク情報が、ついに熱を帯びてきました。
先日、著名なYouTuber Moore’s Law Is Dead 氏が驚異的な性能予測を公開し、続いてAMDの内部に精通するリーカー KeplerL2 氏が対照的な見解を提示しました。
PS6の描画性能はPS5の3倍、レイトレ性能は最大10倍に?
まずはMoore’s Law Is Dead氏による注目の予測です。
- PS6のラスタライズ(通常描画)性能はPS5の約3倍
→ これはNVIDIA GeForce RTX 4080に匹敵するレベルとのこと。 - レイトレーシング(光のリアルな反射や影の描写)性能は5〜10倍
→ 現行PS5とは比べ物にならないレベルで、より現実に近いグラフィック体験が期待されます。
この性能が実現すれば、PS6は4K/60fpsはもちろん、8Kゲームや映画級のビジュアル表現すら可能になるかもしれません。
AMDリーカーの見解:PS6はRX 9070XT級、Xboxはさらに上?

これに対して、AMDの事情に詳しいKeplerL2氏は、次のような異なる視点を示しました。
- PS6は、AMDの最新GPU「Radeon RX 9070XT」相当の性能
- 次世代Xboxは、NVIDIA RTX 5080に匹敵するパワー
- 両機種ともに、次世代GPUアーキテクチャ「RDNA 5」を搭載予定
特に「RDNA 5」は、AMDがこれまでにない規模で刷新を行うアーキテクチャで、GCN(Graphics Core Next)以来の大革命になるとも言われています。
NVIDIAすら超える?革新的なGPU技術の数々

eplerL2氏は、RDNA 5にはNVIDIAの最新アーキテクチャ「Blackwell」を超える機能が含まれるとし、その根拠として複数のAMD特許を公開しました。注目すべき技術は以下の通りです。
- Dense Geometry Format(Naniteのようなハードウェアベースの密度ジオメトリ)
- Streaming Wave Coalescer(アウトオブオーダー実行による並列処理性能の向上)
- Workgroup Self-Launch(CPUやGPUのフロントエンドのボトルネックを軽減)
- レイトレーシングコアの大幅強化(プリズムボリュームやマイクロメッシュの高度な処理など)
これらの技術により、PS6や次世代Xboxは、これまでの常識を覆す超高密度・高精細グラフィックス体験を提供することが期待されています。
なお、マイクロソフトは約1年半前に「次世代Xboxは、過去最大の技術的飛躍を遂げる」と明言しており、KeplerL2氏のリーク内容とも一致しています。
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