ソニーが新たな特許を出願!コントローラー自体が温度変化する!?

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Sony Interactive Entertainment(以下SIE)がコントローラーに関する新たな特許を公開しました。

公開された特許によると、新しいコントローラーには触覚フィードバック機能の改善と、コントローラーの温度を変化させる機能が搭載される可能性があります。

今回はこの情報について紹介します。

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特許の内容

公開されたSIEの特許の詳細について紹介します。

コントローラーの温度が変化

弾性部材11(グリップ)の形状や硬度は、ゲームなどの情報処理装置2が実行するプロセスに応じて変化するため、例えば仮想オブジェクトの素材を触覚的な感覚としてユーザーに提示したり、仮想オブジェクトの温度を暖かさや冷たさの感覚として提示することができる。

SIE特許 17908074

上記の特許内容から、新しいコントローラーはゲーム内の触覚フィードバックをより反映するために、コントローラー自体の温度が変化するようです。

例えば、ゲーム内でキャラクターが高温の素材に触れた際に、コントローラー自体の温度が上がりユーザー自身も温度変化を体感できる可能性があります。

ユーザーによる様々なアクションを感知

変形可能な弾性部材の実装を示す図
変形可能な弾性部材の実装を示す図
コントローラー内の弾性部材の配置を示す図
コントローラー内の弾性部材の配置を示す図

センサー 121は、静電容量センサー、圧力センサー、ひずみセンサー、加速度センサー、温度センサーなど、所定の物性を少なくとも1つ検出するセンサーである。センサ 121は、ユーザによる弾性部材 11への接触または変形動作を検出し、検出した当該接触または変形動作に基づく電気信号を入出力回路部 122に出力する。

SIE特許 17908074

新しいコントローラーは変形可能な弾性部材が実装されます。

特許内容によると、変形可能な弾性部材を流れる電気信号を使用することでユーザーのタッチを検知し、センサー素材の変形量に応じて電気信号を出力します。
そのため、振動は新しい弾性材料を介してよりよく伝わります。

このような構成のコントローラ1を用いて、ユーザが以下の操作等を行うと、(1)弾性部材11に触れる動作、(2)弾性部材 11の一部を指で押し込む動作、(3)弾性部材11をひねる動作、(4)つまむ動作(挟み込む動作)、(5)弾性部材 11全体を押しつぶす、(6)弾性部材11に手を近づける 、(7) ゴムで表面をこする動作を検出することができる。

…また、弾性部材11に設けられる 回路部12の数は1つでなくてもよい。複数の弾性部材11を設けることにより、弾性部材11を引きちぎったり、貼り合わせたりして 元の形状に戻す(接合する)ことにより、弾性部材11を少なくとも1つの回路部12を含む部分に分離する動作を認識できるようにしてもよい。

SIE特許 17908074

弾性センサーにより、ユーザーは「触れる」、「押し込む」、「ひねる」、「つまむ」などのほか、「ちぎる」や「貼る」アクションも体感できるようです。

ひねったり摘んだりできるだけでなく、ちぎって貼るなどの複雑なアクションも新しいコントローラーで体感できるというのはすごいですね!

今までと違う形状

コントローラーの形状の一例
コントローラーの形状の一例

弾性部材11は、動作中に弾性変形して形状が変化するため、一般的にホームポジションと呼ばれる位置(通常、各指がかかる位置)をユーザが見つけにくいという問題がある。親指を置いた状態)。ホームポジションが分からない場合、コントローラ1の上下左右等の方向を定めることが困難となる。
このため、本実施形態の一例では、弾性部材11の本来の形状が非対称であってもよい。例えば、弾性部材 11が、例えば前側がやや薄い楕円形(一般的に卵形と呼ばれるもの)であると、コントローラ1の上下方向が認識し易くなる 。

SIE特許 17908074

様々なアクションを感知させるため、新しいコントローラーは今までのコントローラと違って、左右非対称であったり、画像のように指を通すリング状の支持部が搭載される可能性があります。

実装に向けた課題

新しいコントローラーの問題の一つに、バッテリー寿命がどの程度影響するかということです。

DualSenseは競合他社と比較してバッテリー容量が少ないと言われています。

新しいコントローラーはさらにセンサー類が搭載されることが考えられることから、バッテリー容量不足が懸念されます。

新しいコントローラーは、バッテリー問題が払拭されていればいいですね!

まとめ

SIEが新しいコントローラの特許を公開しました。

新しいコントローラーには、ゲーム内の環境に応じてコントローラーの温度が変化する機能が搭載される可能性があります。

また、ユーザーは「触れる」、「押し込む」、「ひねる」、「つまむ」などのほか、「ちぎる」や「貼る」といったアクションも体感できるかもしれません。

新しいコントローラーが登場すれば、よりリアルなゲームプレイが体験できるかもしれませんね。

現時点では、この特許が実際に採用されるかどうかは不明ですが、SIEがさらなる革新的な機能を開発することに期待しましょう!

未来のコントローラーが楽しみです!

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