ゲーム業界の巨匠、小島秀夫氏が、2024年の東京ゲームショウ（TGS）を控えたインタビューで新たなプロジェクトに関する詳細を明かしました。彼の代表作である『デス・ストランディング』の続編に加え、マイクロソフトとのコラボレーションによる新作『O.D.』や、映画化が進行中の『デス・ストランディング』の映画プロジェクト、さらに新しいステルスゲーム『Physint』の計画についても触れています。果たして、小島氏のビジョンとはどのようなものなのでしょうか？
『デス・ストランディング 2』の新映像公開
ゲーム業界の巨匠、小島秀夫氏がTGS 2024を前にVarietyのインタビューに登場し、多くの注目プロジェクトについて語りました。まず、彼が話題にしたのは『デス・ストランディング 2』です。この作品は、TGSで新しい映像が多数公開され、ファンの期待を一層高めています。
リスキーな新作『O.D.』
次に、小島氏が「リスキーなプロジェクト」と呼ぶマイクロソフトの独占ゲーム『O.D.』についても言及しました。このゲームは、「他にはない」ユニークな体験を提供することを目指しています。
「私は『デス・ストランディング』とは異なる新しい挑戦をしたかったので、マイクロソフトと組んで『O.D.』を制作しています。これはゲームですが、まったく新しい形のゲームです。詳細にはあまり触れられませんが、少しリスキーで、ゲームの枠を超えた新しい挑戦です。」
『O.D.』は、著名な映画監督ジョーダン・ピールとのコラボレーションで進行中ですが、これに留まりません。小島氏は、映画プロジェクトについても語りました。
映画化も進行中『デス・ストランディング』
「私は『デス・ストランディング』をゲームとしてのみ考えています。人々はそれを映画のようだと言いますが、私はゲームとしての完成度を追求してきました。方向性、設定、ストーリーはすべてゲームのために設計したものです。そのため、映画的な視点から振り返るつもりはありません。私の作品はまるで子供のようで、映画が大好きなので、映画ファンに楽しんでもらえるような作品を目指しています。プロットの監修は行いますが、今は監督する余裕がありません。3つのプロジェクトを同時に進めているためです。信頼できる監督と協力し、いくつかの『デス・ストランディング』の適応プロジェクトが進行中ですが、映画用に書いた別のストーリーもあります。ただし、私自身が監督する時間はありません。」
最後に、小島氏は新作のステルスゲーム『Physint』についても言及しました。このゲームはPlayStationとの共同制作で、さらなるクロスメディア展開も計画されています。
新たなステルスゲーム『Physint』
「私は今、第2フェーズにあり、自分が創り上げたIPを様々な方向に広げています。他のプロジェクトである『Physint』は、第3フェーズへの入口となるものです。映画製作やゲーム以外の業界の人々と連携して制作を進めています。したがって、映画の適応も同時に行う可能性がありますが、詳細はまだ決まっていません。デジタル資産はどちらの形でも利用できるため、今後の展開に期待しています。」
これらの小島プロジェクトの中で、最も楽しみにしているものは何ですか？ぜひあなたの意見をお聞かせください！
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