2023年に作成されたAMD社内資料が流出し、次世代据え置き型コンソール「PlayStation 6(コードネーム:Orion)」の詳細な仕様が明らかになりました。
ソニーはPS6において、「性能向上」と「消費電力の低減」の両立を図る設計を採用しているようです。
信頼性の高いリーカーからの情報ということで、ゲーム業界でも大きな注目を集めています。
PlayStation 6(PS6) ― コードネーム「Orion」
PS6は、消費電力の最適化と性能向上を両立する「チップレット設計」が採用されており、以下のような仕様が明らかになっています。
主なスペック(※一部は予測値)
- CPU:8コア(Zen 6 アーキテクチャ)
- GPU:40〜48基のRDNA 5 Compute Units(CU)、3GHz以上で動作
- メモリ:GDDR7(バス幅160bit〜192bit)
- メモリ帯域幅:640GB/s〜768GB/s(PS5 Proは576GB/s)
- 総消費電力(TBP):最大160W(PS5よりも低い)
GPUのCompute Unit数はPS5 Pro(60CU)より少ないものの、動作クロックが高く、RDNA 5による世代的な性能向上も大きいため、総合的な性能は大きく引き上げられています。
パフォーマンス比較(推定)
- ラスタライズ性能:PS5比で約3倍以上
- PS5 Pro比でも約2倍
- GPU性能の目安:NVIDIA GeForce RTX 4080クラスに相当
- レイトレーシング性能:6〜10倍の飛躍が見込まれる(アーキテクチャ進化により)
コンソールとPCでの比較は完全には一致しませんが、PS6は現行のハイエンドGPUに匹敵するグラフィック性能を持つと見られています。
互換性・発売情報
- PS5/PS4との後方互換性:維持予定
- 製造開始:2027年中頃予定
- 発売時期:2027年末〜2028年初頭
- 想定価格:499ドル(日本円換算で7万円前後)
まとめ
PlayStation 6は、PS5 Proを大きく上回る性能を持ちながら、消費電力は抑えられたスマートな次世代マシンとなりそうです。
正式発表は2026年以降と予想されますが、今後の動向に注目です。
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