次世代コンソール戦争が、再び火蓋を切る――。
PlayStation 6(PS6)とMicrosoftの次世代Xbox「Xbox Magnus(マグナス)」の仕様がすでに最終決定されたとする情報が浮上しました。
リークによれば、性能面ではXbox MagnusがPS6を上回る可能性が高いようです。
目次
Xbox Magnus、PS6を全体的に上回る構成に?
リークによると、PS6とXbox Magnusの内部構成はすでに最終段階に入っており、Xbox Magnusの方が全体的に高性能な設計となっているようです。
具体的には、PS6は以下の項目で劣るとされています。
- CPUコア数
- CPUクロック(動作周波数)
- GPUのCompute Unit(演算ユニット)数
- ROP(レンダー出力ユニット)
- GPUクロック
- キャッシュ容量
- メモリ帯域幅
差は「圧倒的」ではないものの、ほぼすべてのゲームでXboxが安定して高いパフォーマンスを出すと見られています。
現行世代(PS5/Xbox Series X)ではタイトルによって優劣が分かれていますが、次世代ではそのバランスが崩れるかもしれません。
PS6はAI性能で勝負? 約1200TOPSの演算能力
ただし、PS6にも明確な強みがあります。
それは「AI性能」。
KeplerL2氏によれば、PS6のAI処理能力は 約1200TOPS(1秒間に1兆2000億回の演算) に達するとのこと。
これはPS5 Proの約300TOPSから、なんと4倍の飛躍です。
この性能が実現すれば、AIによるリアルタイム描画補正や、NPC挙動の高度なシミュレーション、
音声アシスト機能の進化など、プレイ体験そのものを変える可能性があります。
メモリ容量も大幅アップ ― Xboxは36GB、PS6は30GBか
さらに、メモリ構成にも注目が集まっています。
機種 | メモリ容量 | 備考 |
---|---|---|
PlayStation 6 | 30GB | 現行のPS5(16GB)から大幅増 |
PlayStation携帯機(次世代モデル) | 24GB | 据え置きとの連携を想定? |
Xbox Magnus | 36GB | 最上位クラスの構成 |
次世代機では、レイトレーシング(光の反射表現)やAI補助レンダリングなど、大量のメモリを必要とする処理が標準化される見込みです。
そのため、メモリ増強はもはや必然といえるでしょう。
Sonyのみが2モデル展開か
興味深いのは、Sonyだけが複数モデルを展開するという点。
PS6には標準モデルと上位モデルの2ラインが存在する可能性があり、性能差や価格帯によってユーザー層を分ける戦略をとるようです。
一方で、Xbox Magnusには「廉価版」の存在が示唆されていたものの、現時点では公式文書にその記載は見られないとのこと。
発売は2027年を目標か ― 次世代戦争、再び
両ハードともに、2027年の発売を目標として開発が進められているとみられます。
まだ公式発表には至っていませんが、開発スケジュールから考えると、2026年末頃には正式なティザーや発表会が行われる可能性もあります。
もちろん、これらはあくまで現時点では非公式の情報(噂)です。
ただし、KeplerL2氏の実績を踏まえれば、今回のリークは決して無視できないものといえるでしょう。
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