『FIFINE AmpliGame H9』は初めてのゲーミングヘッドセットに最適!-レビュー

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レビュー

マイクを中心にオーディオ機器を生産販売するFIFINE様から、「AmpliGame H9」というゲーミングヘッドセットをご提供いただきました。

使ってみたところ高音域の広がりが良く、音の定位感が得られるヘッドセットで、FPSやTPSなどのシューティングゲームと相性が良いと感じました。

価格も5,000円台と低価格で、コスパの高いヘッドセットです。

「AmpliGame H9」は…

「できるだけ安いヘッドセットが欲しい」

ゲーミングヘッドセットを導入したいけど、どれが良いの?」

という人におすすめです。

この記事では「AmpliGame H9」の特徴や使い方のほか、使用感などをレビューします。

ゲーミングヘッドセットを探している人は、ぜひ参考にしてみてください。

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基本情報/特徴・スペック

「AmpliGame H9」は、FIFINEという会社が製造・販売するゲーミングヘッドセットです。

FIFINEはマイクやヘッドセットなどのオーディオ機器を専門的に開発・生産・販売する中国の会社で、商品はアメリカ、イギリス、ロシア、日本、ブラジルなどの世界中で人気を集めています。
特に、マイクの開発、製造に強みを持っているようです。

「AmpliGame H9」も人気の商品のひとつで、Amazonレビューでも高評価を得ています。

「AmpliGame H9」の特徴・仕様

特徴とスペックは以下のとおりです。

AmpliGame H9」の特徴
  • 7.1サラウンドに対応
  • 着脱式ブームマイク搭載
  • 柔軟性と耐久性に優れたイヤーパッドと調整可能なヘッドバンド
  • 3.5㎜イヤホンジャックとUSB接続対応により、様々なデバイスに使用可能
  • コントロールパッドで簡単に音量の調節が可能
仕様
接続方式3.5mm & USB (付属の USB オーディオ ボックス経由)
重量260g (ドングルなし)/325g (ドングルあり)
周波数帯域20Hz~20kHz
ドライバー50mmダイナミック
インピーダンス32Ω
感度95dB
消費電力USB 5V/50mA電源
ビット深度/サンプルレート16ビット/48kHz
マイクの種類コンデンサー
極性パターン全方向性
マイク感度-42±3dB

接続方法/設定

ここでは、ヘッドセットの接続方法と設定について説明します。

接続方法

マイクを取り付ける
  1. マイクを使用する場合、左イヤーパッドの差込口にマイクを取り付ける
イヤホンジャックを接続する

2. 3.5㎜イヤホンジャックまたはイヤホンジャックを接続したオーディオコントローラーパッドのUSBコネクタを機器に接続する

USBコネクタを接続する

3. ヘッドバンドを最適な位置に調整して装着し、各機器のシステム設定やオーディオコントローラーパッドで音量等を調整する

音声設定

「AmpliGame H9」を接続すると、自動的に音声がヘッドセットから出力されます。

音声が出力されない場合、接続した各種機器の音声設定から「fifine Headset」を選択し、音量等の調整を行ってください。

例としてPCとPlayStation 5での設定を説明します。

PCでの設定

Windows 11の場合、設定>システム>サウンドから出力と入力の設定が行なえます。

音声が出ない場合、出力設定から「fifine Headset」が選択されているか確認してください。

設定>システム>サウンド設定画面
設定>システム>サウンド設定画面

なお、設定>システム>サウンド>プロパティから、ボリューム調整やマイク入力の音量調整ができます。

出力設定プロパティ画面
出力設定プロパティ画面
入力設定プロパティ画面
入力設定プロパティ画面

PlayStation 5での設定

PlayStation 5の場合、設定>サウンド>音声出力>出力機器で「fifine Headset」が選択されているか確認してください。

PS5設定画面
PS5設定画面(クリックで拡大)
サウンド>音声出力>出力機器選択画面
サウンド>音声出力>出力機器選択画面(クリックで拡大)

設定>サウンド>音量設定画面から、音量調節ができます。

また、設定>サウンド>マイク設定では、マイクレベルなどを調整することができます。

設定>サウンド>音量設定画面
設定>サウンド>音量設定画面(クリックで拡大)
設定>サウンド>マイク設定画面
設定>サウンド>マイク設定画面(クリックで拡大)

オーディオコントロールパッドの使い方

オーディオコントローラーパッド
オーディオコントローラーパッド

「AmpliGame H9」は、手元のオーディオコントロールパッドでヘッドホン音量の調節やマイク音量の調整が行なえます。

中央の7.1サラウンドスイッチを押すごとに、サラウンドのオン、オフの切り替えることができます。

こちらの音声が相手に聞こえないようにするには、マイクミュートスイッチを下にスライドしてミュート状態にしてください。

クリップでオーディオコントロールパッドを服などに取り付ければ、コードの重さでヘッドホンが引っ張られることがなくなります。

レビュー(デザイン・装着感・音質・マイク性能)

それでは、「AmpliGame H9」を詳しく見ていきましょう。

落ち着いたデザイン

ブラック
ブラック(クリックで拡大)
ホワイト
ホワイト(クリックで拡大)
ピンク
ピンク(クリックで拡大)

「AmpliGame H9」は、ブラック、ホワイト、ピンクの3色がラインナップされており、左右のハウジングに描かれたFIFINEの可愛いロゴが目を引きます。
どれも落ち着いた色合いで、子供から大人まで幅広い世代にあうデザインだと思います。

私が特に気に入っているのが、イヤーパッドに大きく「L」、「R」の表示がされているところです。ひと目で左右を確認できるので、左右を間違えて装着してしまうことがなくなりました。

もちろん、ヘッドバンドにも「L」、「R」の表示が刻印されています。

イヤーパッド「L」
イヤーパッド「L」
イヤーパッド「R」
イヤーパッド「R」
ヘッドバンド刻印
ヘッドバンド刻印

「AmpliGame H9」には着脱式のブームマイクが付属しています。

マイクの位置を細かく調節できる柔らかさでありながら、頭を強く振ってもマイクの位置が変わらないちょうど良いアームの硬さになっています。

ブームマイクの長さは約40mm(実測値)で、マイク部分が口の横に位置するので、吐息や鼻息などが直接マイクに当たらずノイズの発生を防いでくれます。

オーディオコントローラーパッドのコードの長さは2m、ヘッドセットから出ているコードの長さは1mあります。

合わせて3mもの長さがあるので、接続機器から距離が離れていても難なく使うことができます。

適度な装着感

ヘッドバンドのスライダーは、片側最大45mm(実測値)伸縮すことができるので、頭の小さい子どもから頭の大きい大人まで対応しています。
特に、スライダーを最小まで縮めると結構小さくなるので、ヘッドセットを使ってゲームをする年齢の子であれば大きくて使いづらいということはありません。

我が家の8歳の子も少しスライダーを伸ばして使っており、頭の大きめな私でも最大まで伸ばすと余裕がありすぎるほどの調節幅を持っています。

イヤーカップの大きさは、子どもから大人まで対応しています。
人によってはイヤーカップがやや小さく感じるかもしれませんが、柔らかめの人工皮革が使用されており、適度なクッション性で長時間装着しても痛みや疲れを感じにくい作りになっています。

ある程度の通気性が備わっているためか、2、3時間使用しても汗ばむことはありませんでした。

ヘッドバンドもイヤーカップと同じくらいのクッション性があります。

イヤーパッドとヘッドバンドのクッション性

平均的な音質でも7.1サラウンドは敵の位置がわかりやすい!

ゲームプレイ画面の足音

「AmpliGame H9」は、低~中価格帯のヘッドセットと同程度の音質となっています。
映画や音楽鑑賞、美しい映像や音楽が特徴のRPGなどを本格的に楽しみたいのであれば、もう少し重低音の強い高価格帯のヘッドホンを使うことをおすすめします。

実際に「AmpliGame H9」を使ってみると、FPSやTPSゲームでの使用に適した音質に調整されていることがわかりました。
高音が強めの音質が、敵の位置を把握しやすいと感じました。

驚いたことに、7.1サラウンドをオンにすると明らかに音の広がり方が変わり、さらに敵の位置が把握できるようになりました。敵の足音をクリアにして、より足音が強調されて聞こえるような感じです。

ただし、7.1サラウンドをオンにすると通常モードよりも高音になるので、音が全体的に薄っぺらく感じました。敵の位置を把握したい人にとって最適な機能ですが、人によって好みが分かれる音質だと思います。

驚きのマイク性能

ブームマイク

「AmpliGame H9」のスゴイところは、マイク性能がとても良いことです。

「AmpliGame H9」を使ってオンラインゲームをしていると、相手から「声がよく聞こえるようになった」と好評でした。
友人のヘッドセットと交換して聴き比べてみると、相手の声がはっきりとクリアに聞こえ、明らかに他のヘッドセットよりマイク性能が良いことがわかりました。

「これぞ、マイクの開発・製造において強みを持つFIFINEの製品!!」という感じです。

相手に自分の声がよく伝わるということは、オンラインゲームでの協力プレイ時に有利に働きます。それだけでも買う価値はあるでしょう。

他社製ヘッドセットとの比較(音質・マイク性能・装着感・接続方式・重量・価格)

私が所有する他社製のヘッドセットと比較してみました。
比較するのはソニー純正の「PULSE 3D」とロジクールの「G435」です。

どちらも人気のゲーミングヘッドセットです。
ゲーミングヘッドセット選びの参考にしてみてください。


AmpliGame H9

PULSE 3D

G435
音質3.04.03.0
マイク性能4.53.53.5
装着感3.52.54.5
接続方式有線ワイヤレスワイヤレス
重量260g292g165g
価格5,680円[税込]10,978円[税込]9,900円[税込]

最終評価(メリット・デメリット)

メリット
  • 価格が安い
  • マイク性能が良い
  • ブームマイクが着脱可能
  • 有線接続で充電の必要がない
  • 7.1サラウンドで敵の位置がわかりやすい
  • オーディオコントロールパッドで操作が容易
デメリット
  • コードが邪魔
  • 音に厚みがなく映画鑑賞等には向かない

「AmpliGame H9」の音質はやや高音が強く、もう少し奥行きが欲しい感じがありますが、マイクの性能が本当に良く、全体的に見てコスパの高いゲーミングヘッドセットだと思います。

有線接続はコードが気になるかもしれませんが、ただ機器につなぐだけで使えるので、子供でも簡単に操作できます。

ゲーミングヘッドセット初心者や、コストを抑えながらそれなりに良い品質を求める人には「AmpliGame H9」が最適です!

まとめ

「AmpliGame H9」は、中国のオーディオ機器メーカーであるFIFINEから発売された、コスパの高いゲーミングヘッドセットです。

着脱式のブームマイクの性能がとても良く、自分の声を相手にはっきりとクリアに伝えることができるのが特徴です。

7.1サラウンド機能をオンにすると、音の広がりが感じられ、さらに優れた音の定位感を得られます。

手元のオーディオコントロールパッドで簡単に音量や7.1サラウンドのオン・オフを切り替えられるので、お子様でも簡単に操作できます。

価格が6,000円以下なので、ゲーミングヘッドセット初心者や、コストを抑えながらそれなりに良い品質を求める人に「AmpliGame H9」はおすすめです!

4.0

「AmpliGame H9」はコスパが高いゲーミングヘッドセットです!

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