Valveが発表した新型ゲーミングハード「Steam Machine(通称:GabeCube)」は、2025年を代表するハードウェア発表のひとつとして世界中のゲーマーの注目を集めました。
しかし、その期待とは裏腹に、価格については長らく謎に包まれたままでした。
そんな中、チェコの小売店から流出したとされる情報により、Steam Machineの実売価格の“目安”がついに見えてきました。
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チェコ小売店「Smarty.cz」にSteam Machineが掲載


この情報が広まったきっかけは、Redditの「GamingLeaksandRumors」掲示板に投稿された内容です。
ユーザーchusskaptaan氏によると、チェコのサードパーティ小売店 Smarty.cz に、Steam Machineの商品ページが一時的に存在していたとのこと。
注目すべきは、ページ上の表記ではなく、HTMLソースコード内に埋め込まれていた価格情報です。
そこから、2つのストレージモデルが確認されました。
■ 512GBモデル
- 価格:19,826 CZK(チェココルナ)
- 米ドル換算:約 950ドル
- 日本円換算(参考):約 15万円
■ 2TBモデル
- 価格:22,305 CZK
- 米ドル換算:約 1,070ドル
- 日本円換算(参考):約 17万円
※為替レートによる概算。実際の販売価格とは異なる可能性があります。
別の大手小売店「Alza」でも類似価格を確認【更新情報】
この記事の公開後、X(旧Twitter)上でユーザー Hajedan 氏がさらなる調査を実施しました。
対象となったのは、チェコ最大級の家電量販店 Alza です。
AlzaのSteam Machine商品ページを調べたところ、Smarty.czとほぼ同じ価格構造が確認されたとのこと。
これにより、「単なる誤掲載ではなく、一定の根拠を持った価格設定」である可能性が高まりました。
ただしHajedan氏は同時に、次のような重要な指摘もしています。
「これらの価格は、あくまで小売店側の想定価格であり、Valve公式価格はこれより低くなる可能性が高い」
理由として、
- 小売店独自のマージン
- 流通・在庫リスク分の上乗せ
が含まれている可能性が高いためです。
Valveは価格補助を否定。PC市場準拠の価格帯に
一方で、過度な期待は禁物です。
現在、半導体・メモリ不足の影響により、PCハードウェア全体の価格は上昇傾向にあります。
Valveのソフトウェアエンジニア、ピエール=ルー・グリファイス氏は、Steam Machineの価格について次のように語っています。
「価格補助は行いません。Steam Machineは、現在のPC市場で想定される価格帯に近いものになります。
ただし、その性能と完成度を考えれば“良い取引”になるはずです。」
さらに同氏は、
- 小型フォームファクター
- 非常に優れた静音設計
- 自作PCでは再現しにくい完成度
といった点を強調しており、単純なスペック比較以上の価値があることを示唆しています。
高額だが「高すぎる」とは言い切れない理由

確かに、17万円前後という価格は決して安くはありません。
しかし、以下の点を考慮すると評価は変わってきます。
- コンソール並みの手軽さ
- PC並みの自由度と拡張性
- Windowsに縛られないSteam中心の体験
- 自作不要で高性能PCが手に入る
同等性能の小型・静音PCを自作しようとすれば、結果的に同程度、あるいはそれ以上のコストがかかる可能性もあります。


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