現在開発中のゲーム『UNRECORD』は、ゲーム映像が公開されてから注目度と期待値が急上昇しています。
その理由は、これまでのFPSゲームとは違い、現実世界と思えるくらいの超リアルな映像だからです。
リアル系FPSゲームとしては「CS:GO」や「Alliance of Valiant Arms」、「Ready or Not」がありますが、それらを優に超えるリアルなゲームとなっています。
多くのユーザーは『UNRECORD』をPCのみでプレイきると予想していましたが、この度、開発者がPC以外のプラットフォームにも導入することを検討していることを公表しました。
PS5やXboxでも『UNRECORD』がプレイできるようになるかもしれませんね!
今回は、この『UNRECORD』についてお伝えします。
目次
『UNRECORD』について
まずは、上の動画をご覧ください。
この動画は『UNRECORD』というFPSゲームのプレイ映像なんです。
リアルすぎて実写映像と見間違ってしまいますよね?
実際、この映像が公開されてから実写映像やフェイク動画だと疑われ、開発者が以下のように開発映像を公開したほどです。
これだけリアルな映像を見れば、誰でもプレイしたいと思うのではないでしょうか。
では、『UNRECORD』について現在分かっている情報を見ていきましょう。
開発元
開発を手掛けるのは、フランスに拠点を置くインディースタジオのStudios DRAMAです。
開発者のAlexandre Spindler氏と、複数のプラチナレコードを持つフランス人ミュージシャンのThéo Hiribarne氏によって、2020年に設立されたビデオゲームスタジオです。
現在の開発チームの規模は、コア開発者が3名とフリーランスが1名だそうです。
『UNRECORD』の開発にはUnreal Engine5が用いられています。
ゲームシステム
『UNRECORD』はシングルプレイ用のタクティカルFPSゲームです。
視点はボディーカメラ視点になります。
これまでも、ボディーカメラ視点は「Call of Duty: Modern Warfare II」などでも導入されていましたが、『UNRECORD』は実際の録画映像のような「揺れ」や映像の「粗さ」など、よりリアルな映像となっているのが特徴的です。
映像を見れば分かるとおり、銃の取り扱いやドアの蹴破りなども、実際の警察官や特殊部隊の動きを忠実に再現していますね。
Studio DRAMAのホームページには、オリジナルの照準システムを導入しており、フリーエイミングシステムの本格的なADSと自由照準システムが搭載されるとあります。
公開された映像を見ると画面に照準マークは確認できません。
開発映像により照準マークが出ていないのか、実際のプレイでも照準マークが出ないのかは分かりませんが、一般的なFPSゲームの照準とは違ったシステムが導入されている可能性があります。
ストーリー
『UNRECORD』は戦術警察官がいくつかの刑事事件を調査していく中で、さまざまな敵に立ち向かっていくというストーリーだそうです。
動画にもあったように、戦闘中であっても対話や行動の選択をプレイヤーに求め、選択によってストーリーの展開が変わっていくようです。
開発元のホームページには「ストーリーラインは、推理小説やスリラーと比較できます。ゲームの筋書きとプレゼンテーションはゲームプレイ体験の中心であり、プレイヤーはさまざまなゲームプレイシーケンスと多数のひねりを予想できます。」とあります。
また、「FirewatchとReady Or Not のブレンドと言えます。」ともあります。
『UNRECORD』は、FPSゲームの「敵を銃で倒していく」というゲーム性と、「選択によってストーリー展開が変わる」選択式ゲーム、事件の謎を解いていく「推理ゲーム」の複数の要素が合わさった複合型ゲームといったところでしょうか。
これは面白いこと間違いないでしょう!
対応プラットフォーム
UNRECORDはPCでリリースされますが、他のプラットフォームも検討しています。高品質の体験を提供しながら、できるだけ多くのプレイヤーに届けたいと考えています。プラットフォームの可能性は更新されます。
Discordの公式FAQ
上記のとおり、PC以外のプラットフォームにも導入することを検討しているようです。
しかし、『UNRECORD』はリアルなグラフィックが用いられるため、PCであってもそれなりの性能が求められる可能性があります。
PS5やXboxでしっかりと動作するのか不安なところですが、将来的にPS5proやPS6がリリースされた際は、問題なくプレイできるかもしれませんね。
(PS5proやPS6については『【速報】PS5Proが開発中?PS6は2028年以降に発売』の記事をチェックしてください。)
「できるだけ多くのプレイヤーに届けたいと考えています。」とあるため、PlayStation PlusやXbox Game Passなどのサブスクリプションサービスに登場し、コンソールのプレイヤーがアクセスしやすくなる可能性もあります。
価格は発表されていませんが、サブスクリプションサービスに登場すれば、比較的安価になるかもしれませんね。
発売日
UNRECORDはまだ開発と生産の初期段階にあります。ゲームにはまだリリース日がなく、今年リリースされる予定はありません。スタジオをサポートしてくださるパブリッシャーと投資家を引き続き募集しています。
Studios DRAMA公式ページ
開発はまだ初期段階で、今年のリリースの予定はないとのことです。
開発がインディースタジオであり、現在の開発チームの規模がコア開発者が3名とフリーランスが1名ですから、リリースまではしばらくかかると思われます。
多くのパブリッシャーと投資家のサポートにより、開発が加速することを期待しましょう。
その他の情報
ほかにもいくつか判明している情報をお伝えします。
VR対応は?
DiscordのFAQにおいて、「VRは今のところ予定はありません。」とあります。
「今のところ」なので、今後VRに対応する可能性はありますね。
非常にリアルなグラフィックなので、VRに対応すれば、さらに現実世界と思えるようなゲーム体験ができるでしょう。
乗り物酔い対応は?
ボディカメラの乗り物酔いをについては「カメラの動き、エフェクト、アクセシビリティオプションを調整して、ゲームをより快適にプレイできるようにするためのオプションと設定の実装に取り組んでいます。」としています。
『UNRECORD』は非常にリアルな動きや揺れが表現されるため、一般的なFPSゲームよりも乗り物酔いを起こしてしまう人が多くなる可能性があります。
乗り物酔いを軽減するオプションの実装はありがたいですね。
対応言語は?
対応言語については「少なくとも最もリクエストの多い言語で字幕を利用できるようにするため、グローバルなローカライズも検討しています。」としています。
「グローバルなローカライズも検討」とあるため、日本語対応の可能性もあります。
まとめ
Studios DRAMAが手掛ける『UNRECORD』は、Unreal Engine5を用いて開発されており、現実世界と見間違えるほどの超リアルなシングルプレイ用のタクティカルFPSゲームです。
何を言っても、公開された映像のリアルすぎる表現により、実写映像やフェイク動画だと疑われ、開発者が開発映像を公開したほどです。
プレイヤーが警察官として事件を解決していくストーリーで、ボディーカメラを通じて事件現場を観察し、推理力と戦術的なスキルを駆使して複雑な事件を解決していくというものです。
本作はインディースタジオが開発していることもあり、リリースまで長期間を要す可能性がありますが、今後、大手ゲーム会社や多くのパブリッシャー、投資家のサポートがあれば、リリースが早まるかもしれません。
小規模のインディースタジオでも、これだけの高クオリティのゲームが開発できるということは、大手スタジオもUnreal Engine5を用いれば、さらにすごいゲームが開発されるのではないでしょうか。
将来的に『UNRECORD』のような超リアルなゲームが数多く登場してくるでしょう。
今後も『UNRECORD』の情報が入りましたらお伝えします。
ゲームの進化を感じますね!
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