ソニーは、VRゲームに新たな臨場感を与える球形コントローラーに関する特許を2つ公開しました。
ソニーはこれまでにも、「ボイスチャットからユーザーの感情を検出し、違反行為をフィルタリングするシステム」や「温度変化するコントローラー」、「イヤホン充電兼収納スロットを搭載したコントローラー」など、ユーザーのゲーム体験を向上させるような特許を取得しています。
今回の特許が実現するか不明ですが、実現すればVRゲームに新たな没入感が得られることは間違いありません。
ぜひ、ソニーにはこの技術を実現させてほしいですね。
【特許】変形可能な球形のコントローラー
今回、ソニーが申請した特許は、「単体変形型コントローラー」と「マルチユニット変形コントローラー」というものです。
「単体変形型コントローラー」の特許には以下のような説明があります。
弾性変形可能な球体には、球体の内面にグリッドを投影するように配置されたレーザー投影機と、グリッドを画像化するように配置されたカメラが含まれています。球が変形すると、グリッドも変形します。グリッド内の歪みは、コンピューター シミュレーションまたはその他のコンピューター プログラムへの入力信号にマッピングされます。
特許:US20230338829
この球形コントローラーはプレーヤーが握ると変形し、ゲーム内の武器やアイテムをプレーヤー自身が握るかのような感覚で操作できます。
さらに、「マルチユニット変形コントローラー」の特許を見ると、2つの球形部分は空中弾性チューブで接続され、プレーヤーが2つの球形部分を捻って操作することもできるようです。
これにより、ドアノブを回したり、瓶のフタを開けるといった操作が感覚的にできるようになるかもしれません。
この技術が実現すれば、「Horizon Call of the Mountain」などのVRゲームでより正確なハンドトラッキングが可能となり、より一層VRゲームの世界に没入できることでしょう。
ネジコンみたいですね!
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