ソニーとAMDが「Project Amethyst」を発表|マーク・サーニー氏、PS6登場を“数年後”と示唆

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)とAMDは本日、両社が共同で開発を進める新技術プロジェクト「Project Amethyst(プロジェクト・アメジスト)」を紹介する映像を公開しました。
動画には、PlayStationの開発を率いるアーキテクト、マーク・サーニー氏と、AMDのジャック・フイン氏(シニアバイスプレジデント 兼 コンピューティング&グラフィックス部門GM)が登場。両社が目指す“次世代ゲーム体験”のビジョンについて語りました。

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次世代の鍵を握る3つの革新技術

今回の映像では、PlayStationハードウェアの進化を支える3つの新技術――
Neural Arrays(ニューラルアレイ):AI処理を大幅に強化し、よりリアルなゲーム挙動を実現
Radiance Cores(ラディアンスコア):光表現を飛躍的に進化させる新世代のレイトレーシングユニット
Universal Compression(ユニバーサルコンプレッション):高速データ圧縮でロード時間をほぼゼロに近づける技術
――が紹介されました。

これらはいずれもまだ“シミュレーション段階”にあるとのことですが、サーニー氏は次のようにコメントしています。

「これらの技術はまだ初期段階にありますが、結果は非常に有望です。数年後に登場する次世代コンソールに搭載できることを、今から楽しみにしています。」

この一言は、PlayStationファンにとって見逃せない発言です。つまり、PS6が“数年以内”に登場する可能性をサーニー氏自ら示唆したのです。

PS6の登場は2028〜2029年が有力か

PlayStation 5は2020年に発売され、2024年には性能を強化した中期モデルのPS5 Proが登場しました。
過去のサイクルを振り返ると、PlayStation世代はおおむね7〜8年で交代しており、次世代機――PlayStation 6(PS6)の発売時期は2028年から2029年頃が最も現実的と見られています。

正式発表はまだ先ですが、業界内ではすでにいくつかの情報が飛び交っています。
GPU性能は34〜40テラフロップスに達するとの予測(PS5の約2〜2.5倍)
ディスクドライブは本体一体型ではなく着脱式に統一
クラウド処理やAI支援技術のさらなる活用
この仕様は、現在販売中の新型PS5が採用する「着脱式ドライブ設計」とも一致しており、次世代機への移行を意識した構造であることがうかがえます。

ソニーとAMD、そして“未来のゲーム体験”へ

AMDとの長年のパートナーシップを基盤に進められている「Project Amethyst」は、単なるハードウェア強化にとどまらず、AI・光・圧縮技術の融合による新たなゲーム体験の創造を目的としています。

まだその全貌は明らかにされていませんが、マーク・サーニー氏が描く“未来のPlayStation”は、これまでの常識を超えた革新をもたらすかもしれません。
次世代が姿を現すその日まで、私たちは“その進化の予兆”を見逃さずに追い続けたいところです。


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