今年後半の発売が期待されている、PS5 Slimと思われる映像がついにネット上に流出しました。
今回は流出した映像からPS5 Slimの特徴について考察したいと思います。
なお、流出した映像が実際の商品とは異なる可能性があることをご了承ください。
流出したPS5 Slimの動画と画像
@BwE_Dev氏がTwitter上に公開した映像には、今年後半の発売が期待されているPS5 Slim本体と思われる外観が映っており、型番はCFI-2016とのことです。
PS5 Slimは着脱可能なディスクドライブが搭載され、現行のPS5よりもコストカットされると噂されています。
今回流出した映像と画像から、それらの噂を示す部分が見て取れました。
以下で判明したことを考察していきます。
流出映像からわかること
着脱式ディスクドライブ
映像を見ると、本体左右にスリットが確認できます。
これは現行のPS5にはないもので、おそらくスリット部分からディスクドライブを取り外すことができると思われます。
赤線部分のディスクドライブを取り外し、専用カバーを取り付ければデジタルエディションと同じような見た目になります。
入力端子
現行のPS5にはUSB端子がtype-Aとtype-Cのものが1つずつ備えられていますが、PS5 Slimと思われる映像にはtype-Cが2つに変更されています。
type-Aが前面にないと、所有しているコントローラーやHDカメラ、PSVRなどが接続しにくくなってしまい、人によっては使いにくさを感じるかもしれません。
変換コネクタを使えばtype-Aを前面に接続することはできますが…できれば、type-Aも前面に欲しいですね。
なお、背面部分が映像に映っていないので、背面の入出力端子はどういったものが搭載されるかは不明です。
サイズダウン
@BwE_Dev氏は現行のPS5との違いを問われ、「5cmくらい短いですが、それほど細くはないと思います。中央に奇妙なカーブがあり、通気口が小さくなっています。」と答えています。
また、電源ユニットとそれに関する表記の画像と一緒に、「小型のPSU(電源ユニット)が搭載されていることが確認できるが、電力効率が向上しているようには見えない。」ともツイートしています。
このことから、PS5 Slimは電源ユニット等の部材を小型化し、縦置きしたときの高さを5cm程度低くすることができたようです。
しかし、現行のPS5と比較して厚みが変わらないということは、「Slim」というほど「スリム」ではないのかもしれませんね。
過去のリーク情報について
「新型PS5は小型のプロセッサ搭載により、今より効率的な性能を持つ」の記事で紹介した情報では、PS5 Slimの型番が「CFI-1300」シリーズになり、APUが現行の6nmプロセスから5nmプロセスに変更され、さらなる省電力化と低発熱化が実現でき、冷却用の液体金属が不要になると紹介しました。
今回流出した情報の型番は「CFI-2016」で過去記事の型番とは異なっていますが、APUの小型化、省電力化、低発熱化と冷却用の液体金属が不要というのがPS5 Slimのコンセプトに合致します。
型番が異なっていますが、PS5 SlimではAPUの小型、省電力化が図られると考えられます。
まとめ
今年後半の発売が期待されている、PS5 Slimと思われる映像がついにネット上に流出しました。
流出した映像を見ると、本体カバーにスリットが確認でき、そのスリット部分が可動してディスクドライブが着脱できると思われます。
また、前面のUSB入力端子のtype-Aが廃止され、type-Cが2つ搭載されるかたちに変更されています。
本体サイズは縦置きしたときの高さが5cm程度低くなるも、厚みは現行のものとほとんど変わらないとのことです。
PS5 Slimは「Slim」というほど「スリム」ではないかもしれませんが、若干の小型化と省電力化、低コスト化により本体価格が抑えられて販売されるかもしれません。
まだPS5を持っていない人は、PS5 Slimの発売を待ってもいいと思います。
ついにPS5 Slimと思われる映像が流出しましたね~
発売が楽しみです!
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