皆さんはFPSフリークって知っていますか?
FPS※1やTPS※2のゲームをしている方なら、少しは聞いたことがあるのではないでしょうか。
この記事では、FPSフリークを使ったことがないという方に詳しくフリークについて説明しつつ、人気商品であるボルテックスとギャラクシーのどちらがいいかお伝えします。
FPSフリークには様々な形状や高さなどがあるので、今回はFPSフリークの代表的なものをご紹介するとともに、私が使用するフリークのレビューもしたいと思うので、ぜひご覧ください。
※1FPS(First Person Shooting game)…一人称視点のシューティングゲームのこと
※2TPS(Third Person Shooting game)…三人称視点のシューティングゲームのこと
FPSフリークについて
FPSフリークは、下の画像のようにPlayStation 4やPlayStation 5、NintendoSwichなどのアナログスティックに取り付けて使用するものです。
FPSフリークを使うと、シューティングゲームのエイム(照準)やキャラコン(キャラクター操作)がやりやすくなり、おのずと勝率が上がります。
多くの有名配信者やプロゲーマーも使用しています。
手っ取り早くゲームの勝率を上げたいという人は、導入してみてはいかがでしょうか。
FPSフリークのメリット、デメリットについて以下で説明するので、購入の参考にしてみてください。
メリット
繊細な操作が行える
FPSフリークを装着すると、コントローラーのスティックの高さが上がり、可動域が広くなります。
可動域が広くなることで、スティックを大きく動かしても実際にはスティックは少ししか動かないため、繊細な操作ができます。
高感度設定でも、繊細な操作ができ、エイムやキャラクターコントロールの精度を高めることができます。
グリップ力が上がる
ほとんどのFPSフリークには、シリコンゴムなどの素材が使われており、親指を置くヘッド部分には様々なタイプの彫刻が施されていることで、グリップ力が飛躍的に向上します。
グリップ力が向上すると、指が滑りにくくなり操作ミスが減るだけでなく、エイムの精度も上がります。
デメリット
スティックを倒しきるまで時間がかかる
スティックの可動域が広くなることで、最大まで倒しきるまでの移動距離が延びてしまいます。
例えばフォートナイトでは、スティックを完全に倒すとブースト(加速)がかかる設定がありますが、スティックの移動距離が長いため、ブーストがかかるまで時間がかかってしまいます。
手が小さい人には操作がし難くなる
スティックの高さが上がることで、手の小さい人は余計にコントローラーが大きく感じてしまいます。
これに関しては、高さが低いFPSフリークも販売されているので、自分の手の大きさに合った商品を選ぶことで、ある程度は対応できるでしょう。
最近では高さを無段階で調節できる商品も出ています。
コントローラーのスティックが傷つくこともある
個体差にもよるかもしれませんが、取り付けるコントローラーのスティックが傷つくこともあります。
実際、私が使用しているDualSenseのスティックは少し変形しました。
私は気になりませんが…。
FPSフリークの選び方
対応機種について
FPSフリークを購入する際は、必ず対応しているゲーム機を確認してからにしましょう。
ゲーム機によってスティックのヘッド部分の大きさが違うため、取り付けたいコントローラーに合ったFPSフリークを選ぶ必要があります。
基本的に、純正コントローラーに取り付けるものですが、純正以外のコントローラーにも装着できるものも販売しているようです。
よく確認してから購入しましょう。
FPSフリークの形状について
FPSフリークにはヘッド部分が凸型、凹型、左右で高さが違うもの、グリップ彫刻が特徴的なものなど、さまざまな種類が販売されています。
各形状の特徴は以下の表のとおりです。
種類 | 特徴 |
---|---|
凸型 | エイムの微調整がしやすい |
凹型 | 親指が密着しやすい |
独特なグリップ彫刻 | デザイン性やグリップ力が高い |
各種FPSフリークの紹介
販売されている代表的なフリークの一部を、以下の表で紹介します。
PlayStation 4、PlayStation 5対応のものをまとめたので、その他の機種に対応するものをお探しの方は、販売ページで確認してください。
※商品名をクリックすると、Amazonの販売ページに遷移します。
商品名 | 性能 | 特徴 |
---|---|---|
KontrolFreek Vortex | 左6.5mm 右11.3mm | ・人気のフリーク ・右スティックが高く、凸タイプのため、精度の高い照準操作が行える ・左スティックは凹タイプでグリップ力が高い |
KontrolFreek Galaxy | 左6.5mm 右10.0mm | ・Vortexより右スティックが若干低い ・左右とも凹タイプで、独特な隆起を採用し、さらに高いグリップ力を得られる |
KontrolFreek Inferno | 左右10.1mm | ・左右とも10.1mmと同じ高さが特徴 ・滑り止めの彫刻はVortexに似ているが、左右とも凹タイプ ・大きく傾けると滑り止めの溝が浅いため、人によっては少し滑りやすい |
KontrolFreek Edge | 左5.9mm 右10.4mm | ・左右スティックが若干低めに設計されているため、手の小さい人でも使いやすくなっている ・グリップは指に吸い付くような感覚 ・左スティックも凸タイプのため、細かい操作が可能 |
KontrolFreek Battle Royale Nightfall | 左右11.7mm | ・左右とも11.7mmの高さで、より正確な動作を行えるが、手が小さい人には高すぎるかも ・ラバーコンパウンドにレーザーエッチング加工が施されており、グリップ力が非常に優れている |
KontrolFreek CQC | 左右6.4mm | ・左右6.4mmの高さで、手の小さいお子様にもピッタリ ・シンプルなグリップ彫刻のため、手汗をかくと非常に滑りやすい |
KontrolFreek Omni | 左右4mm | ・左右フリークの表面積を増やしたエキストラワイド凹タイプが、強いグリップ力を生む ・左右とも低い設計のため、手が小さくても操作しやすい ・材質は柔らかめで、彫刻が細かく削れやすいため、耐久力は低め |
KontrolFreek Icon X | 左右6mm | ・左右の凸タイプというよりフラットに近い ・グリップが特徴的な彫刻をしている ・高さはミッドライズで汎用性が高い |
KontrolFreek CQC Rush | 左右8mm | ・表面積が大きく、エッジが高い ・親指を包み込むような設計で、親指を中央にキープしたい人に ・グリップは柔らかめで、指に吸い付くような感覚 |
KontrolFreek Call of Duty | 左右10.2mm | ・CALL OF DUTY VANGUARDファンにおすすめ ・左右ともハイライズのため、手が小さい人には操作しづらいかも |
A5(エーファイブ) 斜めタイプのフリーク PRIGMA | 左最大9.32mm 右最大13.9mm | ・欧米人に比べ平均5mm小さい日本人の手に合わせて設計された、日本製 ・人間工学を基に考えられた斜めタイプ構造のデザインと、絶妙な凹型グリップが指や指の付け根の負担を軽減する |
プロフリーク V2 凸型 Sunset 日本製 | 左2.7mm~5mm 右4.1mm~6mm | ・凸型タイプの中で世界で最も低い高さから3.3mmの幅で無段階に高くする事ができる ・グリップの表面積は日本人の平均的な指のサイズに合うように設計、指が滑らないように特殊配合素材を採用した日本製 |
プロフリーク V2 凹型 Mid Night 日本製 | 左4.9mm~7mm 右6.1mm~8mm | ・上記のプロフリークV2Sunsetの凹タイプ ・凹型タイプの中で世界で最も低い高さから3.1mmの幅で無段階に高くする事ができるので、扱いやすく慣れやすい |
大人気のボルテックスとギャラクシーはどっちが良い?
私はボルテックス(KontrolFreek Vortex)とギャラクシー(KontrolFreek Galaxy)を使用しています。
それぞれの使い心地について、私の感想をお伝えします。
ボルテックス(KontrolFreek Vortex)について
ボルテックス(KontrolFreek Vortex)は、右スティックの方が高くなっており、さらに右スティックのヘッド部分が凸型になっているため、エイムの細かい調整がとてもしやすいです。
左スティックは凹型で親指にフィットして、グリップ力が高いです。
グリップ部分は放射状に彫刻されていますが、彫刻が浅く、手汗をかくと滑りやすくなります。
特に右スティックは凸型なので、少し滑りやすく感じます。
ギャラクシー(KontrolFreek Galaxy)について
ギャラリー(KontrolFreek Galaxy)は左右とも凹型で、グリップ部分は深い彫刻になっているため、指にフィットしてグリップ力を感じられます。
高さは右スティックの方が高いですが、ボルテックスより若干低く設計されています。
手が小さい方はギャラクシーの方が良いかもしれません。
どちらが良いか…
ボルテックス(KontrolFreek Vortex)とギャラリー(KontrolFreek Galaxy)の2つを使用してみて、私個人の感想としては、Vortexの方が使い心地が良いと思いました。
理由は、右スティックのヘッド部分が凸型のため、エイムの微調整がしやすかったからです。
主にフォートナイトで使用しているのですが、遠距離での射撃時に微調整がしやすく、ヒット率が上がりました。
グリップ力は、手汗をかくと滑りやすくなりますが、私の場合、Galaxyの方が滑りやすいと感じました。
おそらく、Galaxyの方はグリップ部分が凹型のため、最大に倒した際に指に接触する部分が、グリップのエッジ部分だけになり、指に触れている面積が減るからだと思います。
以上の感想は私個人のものですので、人によって感じ方は変わります。
まとめ
今回紹介したFPSフリークは、1~2千円台で使えてしまい、さらにコントローラーを改造せず、純正コントローラーのスティックに装着するだけで、操作性を向上させることができるので、大変コスパの良い商品になっています。
今よりもゲームの成績を上げたい方は、ぜひFPSフリークを導入してみてください。
最後に、私が勝手に付けるこの商品のレーティングは…
簡単に導入できるよ!!
今回紹介したのはFPSフリークですが、さらに操作性を向上させたいのであれば、ぜひeXtremeRateの背面ボタンやトリガーキットを導入してみてください。
背面ボタンとトリガーキットについての詳細は、下記の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
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