PS5 Pro 新モデル(CFI-7121)は静音化・省電力化で完成度さらにアップ

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2025年、ヨーロッパ地域で発売が始まったPlayStation 5 Proの新モデル「CFI-7121」
YouTuberのAustin Evans氏による最新の分解動画で、その改良内容が明らかになりました。
見た目の変化は小さいものの、中身は着実に進化しています。

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最大の改良点:電力効率がさらに向上

CFI-7121モデル最大の特徴は、電力効率の改善です。
『Astro’s Playroom』や『グランツーリスモ7』を使った実測テストでは、従来モデル(2024年発売版)に比べて約2〜3%の省電力化を確認。

特に『グランツーリスモ7』のリプレイ再生中など、レイトレーシングをフルに活用する高負荷シーンでも効率が上がっており、その結果、発熱量もわずかに低下しています。
これにより、システム全体がより安定し、長時間プレイ時の快適性が向上しています。

静音性も大幅アップ:動作音が20%減少

CFI-7121は、動作音の静かさでも改善が見られます。
検証結果では、初期型より約20%静か(約2デシベル低減)

新しいファンはやや低音寄りの音質となっており、耳障りな高音が減少。
夜間のプレイや静かな環境でも、ファンの存在感がかなり控えめになっています。
これは、静音性を重視するユーザーにとって大きな進化といえるでしょう。

内部構造の改良:軽量化と効率化の両立

内部構造にも複数の細かな変更が加えられています。

  • ファンを別メーカー製に変更
  • 金属製だったファングリルを樹脂製に変更
  • 背面ヒートシンクを軽量化
  • マザーボード上のVMMを一部削減
  • 電源ユニットの改良(軽量・高効率化)

これらの変更により、重量は3103g → 3016gへ。
約90gの軽量化を達成し、取り扱いもわずかに軽快になっています。

新DualSense(V3)コントローラーの変更点

同時にリビジョンされた**DualSenseコントローラー(V3)**も登場していますが、こちらの変更は最小限。

内部部品の一部が別メーカー製になったほか、背面マイクが削除されています。
これは製造コストを抑えるための設計変更と見られ、機能性や操作感にはほとんど影響なしと報告されています。

ゲームプレイ時の体験は従来のDualSenseと変わらず、コストダウンと安定供給を両立した形といえるでしょう。


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