ソニーが新型のPlayStation携帯ゲーム機を開発し、携帯ゲーム機市場に再参入するとの情報がもたらされました。
昨年発売された「PlayStation Portal リモートプレーヤー」は、あくまでもPlayStation 5のリモートプレイ専用機で、それだけでゲームをプレイすることができません。
今回開発が噂されている新型携帯ゲーム機は、ソニーが過去に発売したPlayStation PortableやPlayStation Vitaと同じく、ネイティブにゲームをプレイできる純粋な携帯ゲーム機であるようです。
Nintendo Switch次世代機やXboxの携帯型ゲーム機の発売が噂される中、ソニーも携帯ゲーム機市場に再参入するとなると、将来、携帯ゲーム機市場が盛り上がること間違いないでしょう!
PS4ゲームを直接プレイできる携帯ゲーム機の実現は非常に困難か(6月13日情報)
Digital Foundryの技術専門家は開発が噂されている新型携帯ゲーム機について、PlayStation 4(以下、PS4)ゲームを直接実行することは消費電力や176 GB/sという巨大なメモリ帯域幅のために非常に難しいと強調しました。さらに、そのようなポータブルシステムは互換性のためにJaguar CPUを使用する必要があり、モバイルスペースにはこれらの仕様を提供できるものではないと答えました。
一方、最近のAMDアーキテクチャに基づけば、PS4ゲームを実行することは確実に可能ですが、それには移植が必要となり、ゲームライブラリが大幅に小さくなってしまいます。しかし、そのようなシステムであれば、Steam Deckや設定や解像度を下げることで現在のAAAゲームを実行できる他の最新携帯ゲーム機を参考にして、PlayStation 5ゲームを縮小して実行することも問題ないと思われます。それでもDigital Foundryは、リモートプレイに特化したPlayStation Portalが世界中でどれだけ売れたかを考慮すると、ソニーの新しい携帯型システムのアイデアは非常に良いものであると見解を示しました。
ソニーが新型携帯ゲーム機を開発中(2月7日情報)
ハードウェアリーカーのMoore’s Law Is Deadによると、ソニーが非ストリーミング型の新しい携帯ゲーム機を開発中であることを伝えました。
この携帯ゲーム機はPlayStation PortableやPlayStation Vitaと同じように、ストリーミングなどを必要とせず、それ自体でゲームをプレイすることができるとのことです。
PS4とPS5のゲームがプレイ可能か
Moore’s Law Is Deadの報告によると、このデバイスにはカスタム AMD APU が搭載される予定とのことです。
また、PlayStation 4ゲームとのネイティブ下位互換性を維持しながら、PlayStation 5タイトル用の「プロ版パッチ」を受け取る可能性があるとも述べられています。
以下は、Moore’s Law Is Deadが伝えた新型携帯ゲーム機の予想です。
- 18基のCU(演算コア)を搭載
- 8GBメモリ搭載
- DDR5またはLPDDR5を登載
発売時期は?
新型携帯ゲーム機に搭載されるカスタム AMD APUは、「現在、高レベルの設計段階にあり」、「少なくとも2年はかかるが、技術的にはまだ発売にゴーサインがでていない」と述べています。
また、Moore’s Law Is Deadによると、この新型携帯ゲーム機は「PlayStation 6」ファミリーの一部になると予想しています。
PlayStation 6は2028年以降の発売が噂されていることから、新型携帯ゲーム機も同じく2028年以降の発売になると思われます。
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