Xbox責任者のフィル・スペンサー氏が、ブルームバーグとのインタビューにおいて、「アップグレードされたXbox Series X本体が必要であるとは考えていない。」と述べました。
このことから、以前より噂されていたXbox Series X Proの販売の可能性が低いことが考えられます。
フィル・スペンサー氏のコメント
Xboxブランド責任者のフィル・スペンサー氏が、Xbox Games Showcase後に、ブルームバーグのインタビューに以下のように答えました。
「アップグレードされたハードウェアを搭載した新しい Xbox シリーズ X 本体が必要であるとは考えていません。」
「それ(アップグレード)は、私たちが今受け取っているフィードバックではありません。現時点では、私たちが所有するハードウェアについてはほぼ決まっています。」
残念ながら、フィル・スペンサー氏の考えでは、Xbox Series X Proの発売の可能性は低いようです。
Xboxの現状と今後の方針は?
VG Chartzによると、Xboxの販売台数はNintendo SwitchとPS5を常に下回り、3位となっています。
Nintendo SwitchとPS5に関しては、現在のコンソールが発売された時期から、アップグレード版のコンソールの発売が期待されており、PS5の次期コンソールに関してはいくつかリーク情報も出てきています。(『ソニーが新特許公開!PS5Slimの着脱式ディスクドライブか?』、『【速報】PS5Proが開発中?PS6は2028年以降に発売』の記事をご覧ください。)
ライバル機がアップグレード版のコンソールをリリースする可能性があるなか、Xboxは今後どのような方針を取っていくのでしょうか?
先日、フィル・スペンサー氏は、Xboxの販売台数が3位であることを認めたうえで、Kinda Funny Games とのインタビューに以下のように答えています。
「Xbox コンソール、Game Pass、クラウドのいずれであっても、プレイヤーがプレイしたいと思うゲームを提供することが目標であることに変わりはありません。」
「コンソールで素晴らしいゲームにもっと集中すれば、何らかの形でコンソールレースに勝つことができるという考えです。」
フィル・スペンサー氏の考えでは、アップグレード版のコンソールの開発よりも、影響力のあるゲームソフトで勝負したい考えのようです。
最近では、ゼルダの伝説ティアーズオブキングダムの発売がNintendo Switchの販売台数に好影響を与えています。
Xboxも同じような影響力のあるゲームソフトを開発できるのでしょうか?
Xbox Series S 1TB SSD搭載 カーボンブラックを発売
先日行われたXbox Games Showcaseにおいて、2023年9月8日(日本国内)に「Xbox Series S 1TB SSD搭載 カーボンブラック」を販売することを公表しました。
こちらはアップグレード版ではなく、ストレージ容量が1TBに増加し、カーボンブラックで統一された外観になったものです。
現行のXbox Series Sと同じ処理能力やパフォーマンス性能を備えたうえで、より多くのゲームをダウンロードし、いつでもプレイできるようにストレージが2倍になっています。
まとめ
Xbox責任者のフィル・スペンサー氏が、ブルームバーグとのインタビューにおいて、「アップグレードされたXbox Series X本体が必要であるとは考えていない。」と述べました。
Xboxの販売台数は、Nintendo SwitchとPS5を常に下回り3位となっていますが、フィル・スペンサー氏はアップグレード版のコンソールの開発よりも、影響力のあるゲームソフトで勝負したい考えのようです。
残念ながら、Xbox Series X Proの販売の可能性が低いことが考えられます。
しかし、先日行われたXbox Games Showcaseにおいて、2023年9月8日(日本国内)に「Xbox Series S 1TB SSD搭載 カーボンブラック」を販売することを公表しています。
現行のXbox Series Sと同じ処理能力やパフォーマンス性能を備えたうえで、より多くのゲームをダウンロードし、いつでもプレイできるようにストレージが2倍になっています。
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